ブログ入門本

誰でも簡単!手取り足取り 「自分流」ブログ入門 このとおりやればすぐできる
数日前に上記の要素を書き出した後、この本を図書館で借りて読んだのが、実はこの日記の方針転換の大きな理由だ。
この本の「ブログを長続きさせるコツ」という項目の中に…

ブログは、情報発信がメインだと思われています。筆者はそれが、ブログを長続きできない人がたくさん出てしまう理由ではないかと思っています。それだと、どうしても、「読まれること」や「読む人」を必要以上に意識して、苦しくなってしまうのです。

実にそのとおり。
「情報を発信する?この俺が?いったい何を?…?猫ちゃん写真くらいしかねーべさ…」
そうか、情報発信のためにブログをつけるんじゃないのか!
目からウロコ。

では、どうしたいいのかというと、ブログの原点に戻って本来の特性を活かし、「Web上の記録」と割り切って、気軽に記事を書いていくのが、長続きするコツだと思うのです。つまり、ブログを自分の記録や身辺雑記を蓄える便利なインターネット上の「情報置き場」「自分専用の情報ボックス」としてとらえていけばいいのです。

私は以前から「自分のための雑記・情報倉庫」としてこの日記を使うことは想定にあったのだが(始めた当初がそもそもそうだった)、はて、それを広くパブリックに公開するとなると、その意味が見出せず、躊躇することしきりだった。

また、自分のために蓄えた情報が、ネット上にあることで、さらに他人の役に立ったら、いいですよね。それが、自然と情報発信にもなるわけで、その上、コメントやトラバなどのコミュニケーションが発展してゆけば、喜びが増えてゆき、やる気もどんどん起きてきます。

そうか、そんなに情報発信を意識しなくていいのだ。
まずは自分のために書き、そんな雑記を読みに来る「奇特な人」(アナタです)もいる。
そんな順序でいいのだな。

このように、まずは、自分が便利に使うことをメインにすえ、他人が見ることやコミュニケーションはサブとして考えて、あまり気張ることなくマイペースに使いこなしてゆけば、長続きは簡単でしょう。思いついたときにいつでもさらっと書けて、見たいときにすぐ探せる便利ツール。そんな感じで、ゆるゆるとマイペースで楽しんでいこうではありませんか。

まずは人目を気にせず自分をしっかり、ということだな。
それは現代人の多くに共通する注意点だなあ。
そもそも自分は、「誰かの役に立つために」生きているのではない。
自分はまず、生きているのだ。
たまに、誰かの役に立っちゃうことがある。
それはそれで素晴らしいことだけれど、「たまたま」だよね。