現代人のカン違い

ちくわ説にのっとれば、口の中に入れて飲み込んだからと言って、それが「自分」になるわけでもなんでもないことは容易にわかる。
単に「ちくわの穴の中を通すプロセスに乗せた」というだけのことである。
実際に人体の一部として取り込むかどうかは、ちくわの内壁すなわち消化吸収の臓器が決めること。
その臓器の働きのことはすっかり無視して、「不足する栄養素を補う栄養補助食品」を口に入れて安心しようとしているのが現代人の姿。
それを売るのが「あるあるスパスパみのもんた」というわけである。