応接室の効用

最近、自宅の部屋をよく整理している。
いらないものを処分して、スペースをつくり出す。
どうしてそんなふうによく整理をするようになったのか考えてみた。
どうやら、おひるね堂が見本になっているようだ。
そしてそれは、応接室の一種なのだ。
常に来客がある部屋だから、「他人が見たらどう見えるか」という観点で部屋を観察し、余計なものを処分する。
一つそういう部屋ができたことにより、その快適さに味をしめて、自宅の部屋でもそれを真似しようという流れになったわけだ。
応接室があることで、「キレイ」の基準ができたのだ。
どんなに整理のつかない部屋であっても、まずはほんの一角だけでいいから、来客を受け入れられるスペースをつくると良い。
まずはそこを掃除する。
ついでに隣のスペースも掃除する。
ついでに…という具合に、他の部屋へとジワジワと波及して行く。(といいね。)