健康十訓

先日寄った「花の舞」という居酒屋のトイレで、こんな貼り紙を見つけました。
ちょっと唸らされたので引用しておきます。

■健康十訓■
1. 少肉多菜 : お肉ほどほど 野菜たっぷり健康もりもり
2. 少塩多酢 : 塩分摂りすぎは高血圧のもと 酢は健康のもと
3. 少糖多果 : 甘いものは果物から 砂糖は肥満への直通切符
4. 少食多噛 : 腹八分目でよく噛みゃ 幸せも噛みしめられる
5. 少衣多浴 : 薄着で風呂好きの人は 健康を身につけている人
6. 少言多行 : べらべら喋っている間に 行動を開始せよ
7. 少欲多施 : 自分の欲望のために走らず 他人のために走れ
8. 少憂多眠 : くよくよしたって同じ とっとと寝てしまおう
9. 少車多歩 : 自動車は確かに早い でも歩けば健康への近道
10. 少憤多笑 : 怒ったときでもニコニコしていれば 忘れてしまう

おひるね堂は、「少憂多眠」を中心として、だいたいこの路線だなあ…。
調べてみると、江戸時代の俳人横井也有(よこいやゆう)という人の書いたものだそうです。
(してみると、おひるね堂は江戸時代でも通用する?)
まあ、常にこの健康十訓を守ろうとすると、そのこと自体がかえってストレスになってしまうこともあるでしょう。
たまには「多肉少菜」「多欲少施」…と引っくり返してみる日があってもいいかと思いますが、日ごろの心がけとしては有効ではないでしょうか。