鍼なザウ日記

EBtの作者おかださんによると、EBtはメモツールなのだという。
そしてEBtを使うには、シンプルに、シンプルに行くのがコツらしい。
http://tio.cocolog-nifty.com/irrational/2005/05/ebt__b35b_1.html
私はまだ使い始めてから日が浅いから、リンクを活用して書いたものを読み直すという段階には達していない。
しかし、おかださんのおっしゃる「シンプルに、メモを、書きましょう」という部分がEBtのキモなのだということ。そこに早くも、大きくうなづかされるのでした。
私の場合、知らぬ間に書く量が増えた。増えたなんてもんじゃない。私はこんなに「書く」人だったのか!と自分が驚かされるレベルまでに生活が変わった。
「何気なく書く」ことの積み重ねが、量となって実感できる。
そして、質も当然ながら高まる。・・・というか、構えが無くなって自由になる。ひとつひとつの記事は細切れでいいのだから、中途半端な発想でもいいし、断定や言い切りでもいい。どちらでも許されるような気がする。
補足や反論は、別メモで改めてつければ良い。

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私の使い方は、こうだ。
EBtはAddressボタンに割り付けている。今のところリナザウで一番使うアプリだから。
なぜCalendarボタンにしなかったかというと、後にQualendarを導入する可能性があるからだ。アドレス帳はPalmVisor)に正データが入っているから、リナザウでは全く使わない。
そういうわけで、電源が入ってない状態からでも、背面の電源ボタンを押すことなく、正面のAddressボタンで一発EBt起動。もちろん高速起動チェックは入れているから、すぐに立ち上がる。
そして。
今のところEBtを立ち上げる目的のほとんどは、メモを書くためだ。さっそく思っていることを新規書き出しする。
その際の手順は、「Ctrl+H」→「Ctrl+N」→「Tab」これで一気に執筆開始。ちなみにSL-C700にはCtrlキーがないので、KeyHelper Appletで「カナひら」ボタンにCtrlキーを割り付けている。
つまり、上記の操作により、「ホームに移動」「新規(子)」「本文エリアにカーソル」という一連の手順を踏むことになる。
本当はこのプロセスがワンキーで済んでくれれば申し分ないけれど、慣れてしまえばそれくらいどうということもない。「今から書くゾ!」という儀式のようなものだ。
そして文章をあらかた入力し終わったら(全て完成させる必要はない、書きかけでも十分)、「Ctrl+A」で本文の最初の行をタイトルにして、必要があればタイトルを修正して、時間がなければそれもせずに、「Ctrl+H」でまたホームに戻る。そこには今日自分が書いたメモのタイトルが並んでいるのだ。

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一日が終わろうとする段階になって、私はこれらのメモを今日付けの日記としてまとめる。その方法は、こうだ。
ホームに「日記」というメモをつくってある。その中に入って、新規(子)をつくる。するとタイトルに日付と時間が入る。時間の部分をバックスペースで削って、日付だけの空メモとして保存する。
次にまたホームに戻って、今日書いたものを全てクリップボードに移動する。
それが済んだら、さっき作った日記の今日付けメモに移動し、クリップボードから今日書いたものを移動してくる。これで今日のメモがまとまった。(後でそれぞれのメモを閲覧した時にも、いつ書いたものかすぐわかる。)
そうしたらいよいよ、今日付けメモを起点に「ファイル書き出し」するのだ。この場合は1階層までで良い。それをテキストファイルで保存する。
あとはそれをZEditorで開いて、削除や校正をして、この日記にアップするのみである。実際にはこの作業は、全体の見通しの良いノートPCに移してからやることが多い。
このようにして、この日記は最近にわかにその書く量を増加させているのでした。

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最後に、今までも何度か書いたけど、改めてひとこと。
EBtって不思議。」

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思えば私がSL-C700を買う最終決断をしたのは、キーボードの心地良さに惚れ、EBtキラーアプリとなることを直感したからでした。
当たった!

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○自分用メモ○
池乃めだか氏曰く
「俺はこう見えても学生時代はピンポンやっとったんや!」
「実は空手もやってたんや!・・・ただしこれは通信教育やけど」
・・・
「よっしゃ今日はこのぐらいにしといたろ」

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「濃い味・大盛り」は、ひと昔前のサービス。
「薄味・小盛り」が、現代のサービス。
ちなみに鍼灸は、太古の昔から「薄味・小盛り」です。
ワタシ?「薄味・中盛り」くらいかな?
もちろん「小盛り」を目指してます。