リナザウ日記:連休

雨が降ってきた。
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この二日間は連休の狭間ということで、予約が集中した。たまにしか休みが取れない方など、久しぶりの治療を希望する人が意外と重なる。予約をお断りしてしまった何人かの皆さん、本当に申し訳ありませんでした!ホント、「たまたま」なんです。普段ならぽよよ〜んと過ごしている日も多いのになあ。次からは大型連休にいっちょ診察して、平日にずらして休みを取るようにしようかなあ。
まあ、ずらすとかえって裏目に出たりするのだが。
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バイクに乗るとすぐに感じることだが、連休中は都心の交通の様子が少しおかしい。ウィンカー無しの車線変更とか急な加速・減速、思わぬところで右折・左折する車など、慣れない運転が目立つ。地方の乗用車はもちろんのこと、都内ナンバーの乗用車も動きが怪しい。ド気合入れて事故をもらわないように、細心の注意を払おう。
自分に言い聞かせるつもりでここに書く。
「事故に遭ったら、全然ダメ。事故に遭わなければ、かなりイイ!」
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リナザウで日記を入力していていいなあと感じること。その一つは、継ぎ足し継ぎ足しで、思いついた都度書いていけること。
「きっかけ」の問題かな?
発想は、書き始めることさえできれば、その大半の役目を終えたようなもんだ。
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今日は連休明けで三日ぶりの出勤である。休みが長いと仕事のカンが鈍るとかいう人もいるが、私の場合はマンネリ化してしまった日常を見直すいい機会であると思う。
さてそれでは、今回の連休明けでは何に気がついたか。
知らないうちに「人が悩むとは」というような本をたくさん図書館で借りていた。
もちろんそれは患者さんたちの悩みをお聞きしているうちに、いろんなことに思いを巡らして借りた本だった。解決の糸口はあるのかないのか、今の自分のこの仕事をどう考えたら良いのか、そんなようなはっきりしない問い。
連休明けにその本の山を眺めると、ちょっと異様な感じがする。そう、要するに知らぬ間に「悩むモード」が「伝染って」しまっていたのだ。その「伝染って」いたことに自分では気づけないのが一番たちが悪い。
私にとって「リフレッシュ」「気分転換」「リセット」することはかように意味が大きい。散歩・銭湯・モバイルはその大事な位置を占めるのかもしれない。
まあ、それすらもいずれマンネリ化してしまうのだけど。