リナザウ日記:昨日の感想

リナザウを使う前に、石鹸で手を洗った。今のところ、だいたいいつもそうする。そうしたくなるマシンだな。
サイズ的に言えば気軽なマシンだけど、乱暴に扱えるという意味の気軽さは薄い。そういうのは携帯やPalmにかなわない。
ちょっとした緊張感でもって丁寧に扱おうという気にさせてくれる道具。ちょうどボールペンに対する万年筆のような感じか。入力していていい気分。がぜん、知らぬ間に長文となる。
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昨日、治療家さんのところへ遊びに行って、いろいろとためになるところがあった。「教わった」とか「知識が増えた」というのとは違うのだけど、治療家としての自分のあり方とか、逆に言えば自分が治療家であると意識しないような自然体のあり方とか、そういう点で得る物があった。
あと、やっぱり治療をする人はみんな、治ったという相手の顔を見るのが嬉しくて、楽しくて、おもしろくて、そこからパワーをもらいながら生きている人が多いとわかった。
「自分が治してやる」という意識を捨てること。相手の治ろうとする力をどうすれば発揮させてあげられるか。そのためには何をするのが良いか。答えは相手の体が教えてくれるのだという。
なるほど、予約の際に症状をお聞きしてから、本人に実際に会ってみるまでというのは、「果たしてどうなることやら」と意外と自信が持てないものだ。ところがいざ実際にお会いして、落ち着いて体を診て行けば、何かしら良い方向へと進むカギはどこかにあるものだ。それに賭ける。