それとは別に、徒歩で帰宅途中のできごと。
道端でにゃーんという声がしたんで、そっちを見ると猫ちゃんが横切って歩いて行くところで、たぶんそれはわざと横切ってるんだろうなあと思いながら、ちょうど食べていたパンをちぎってほれ、と置いたらいそいそと寄ってきて、くんくんと臭いを嗅いだが食べずにさらに寄ってきて、手に突進してきたんでぐりぐりと撫でてやったら、調子に乗ってさらに頭をおしつけてきたんで、頭のツボを指圧してやったら大喜びで、今度は首だ、今度は腰だとばかりに次々と体を押し付けて来るんで、めんどくさくなってちょっと指圧をサボったら、さっきのパンの所に戻って今度は食べ始めたけど、しょうがねえ食ってやるよという態度だったんで、もう二度とやらんと思っていたら、地面に体をこすりつけてご満悦そうだったんで、エエカゲンにしなさいとつぶやいて立ち去りました。